問題13:もっとも簡単な日本語の仮名は?(21年3月後半出題)
日本語って美しいなぁ。英語の講師をしていると、特にそれを実感します。そして専門が外国語だと言うこともありますが、客観的に見ていろいろな言語の中でもっとも複雑でもっとも難しい言語も日本語だなぁ、としみじみと思います。もちろん一番簡単な言語は英語であることは間違いないと思います。
その美しさを際立てているのは、ひらがな・カタカナという2種類の仮名文字です。ひらがなは漢字をくずした文字、カタカナは漢字を簡略化した文字と言われており、成立したのは平安時代だと言われています。確かに画数が多い漢字に比べて、ひらがな・カタカナは画数も少なく簡単に書くことができます。だからと言って、何でも漢字を使わずに仮名で書く子供たち(大人も!?)には困りものですが…。
さて問題です。画数が少なくて簡単に書ける仮名文字ですが、その中でも「へ」という文字は、ひらがなで書いてもカタカナで書いてもほぼ同じ形で(厳密には少し異なりますが)、どちらも1画で書くことができます。その意味では「もっとも簡単な仮名文字」と言えるかも知れません。そしてさらにもう1文字、ひらがなで書いてもカタカナで書いても1画で書ける文字があります。さてそれはどの文字でしょう。
探せば必ず見つかりますから、頑張って書いて試してみて下さい。