問題33:もっとも場所をとるのは!?(22年6月出題)

 タイトルから見ると面積の問題に思うかも知れませんが、今月は5分もあれば解けてしまうような簡単な問題です。しかも地理や算数ではなく、アルファベットに関する問題。

 英語のアルファベットは、4本の罫線の上に書きます。この線を英罫と呼びます。この英罫は上から3本目の線が実線で描かれ、残りの3本が点線で描かれるのが正しいものになりますが、まぁ要は4本の線が引いてあればそれでことは足りるわけです。つまりこんな感じですね。

        
        
        
        

 この4本の線によってできる3つの枠のうち、アルファベットの大文字は26文字すべてが上の2枠を使って書かれます。これは非常に分かりやすい。では小文字は?

 小文字はそう簡単ではありません。真ん中の1枠だけを使う文字も多いですが、大文字と同じように上の2枠を使うもの、そして下の2枠を使うものも結構あります。ちなみに真ん中の1枠だけを使う小文字は全体の半分にあたる13文字、上の2枠を使う小文字が次に多くて8文字、下の2枠を使う文字は4文字あります。全部あわせて25文字。…ん? 25文字? まだ1文字たりない!?

 そう、小文字の中にはたった1文字だけ、3枠すべてを使う文字があります。つまり大文字小文字をあわせた52文字の中で、3枠すべてを使って書かれるのはこの文字だけです。では問題。この一番場所をとる小文字とは、ズバリ、どの文字でしょう?


  解答・解説


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