問題57:面積も人口も大きな都市!(24年6月出題)

 先日、熊本県の県庁所在地である熊本市が、全国で20番目の政令指定都市になりました。政令指定都市は人口が50万人以上の市で、都道府県から一文の政治的権限を委譲された都市をいいます。わが愛知県には政令指定都市は名古屋市1つしかありません。もっとも政令指定都市を多く抱えているのは神奈川県で、川崎市、横浜市、相模原市の3市を抱えています。

 しかし人口なんてものは市町村合併を繰り返して面積を大きくしていけばどんどん増えてしまいますから、何とでもなりますよね(現実には中心地区の人口が全体の何%以上と決まりがありますからそんなに簡単ではないですけど)。実際に政令指定都市の中にはものすごい面積を持っている所もあります。

 さて政令指定都市20市の中でもっとも面積の大きな市は静岡県の浜松市です。ちなみに2番目は同じ静岡県の県庁所在地である静岡市。この2市は県下最大人口の座を争って、山奥の方まで合併を競って繰り返していたため、人口も増えたものの面積もものすごい広さを抱えることになってしまいました。

 都市の人口集中率をはかる物差しとしてよく使われるのがJRの鉄道駅です。私鉄は別として、JRは基本的に住宅密集地に通し駅を設置しますから、面積ばかり広い市は人口が増えてもJR駅がなかなか増えないことになるのです。

 では問題です。先述した浜松市はいったいいくつのJR駅を抱えているのでしょうか? ついでに静岡市についても考えてみましょう。

 ちなみにわが豊川市のJR駅は全部で9駅(東海道本線に西小坂井・愛知御津、飯田線に小坂井・牛久保・豊川・三河一宮・長山・江島・東上)あります。お隣の豊橋市が4駅(東海道本線に二川・豊橋、飯田線に船町・下地)ですから、豊川市は人口の割に意外に多くのJR駅を持っていると自負(!?)しています…。


  解答・解説


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