解答29:三人そろい踏み!?(22年2月出題)

 答え→そろって左足を踏む段は永遠にない

 とりあえず3人がそろって踏む段は1、2、3の最小公倍数で6段目になります。しかし左足で踏むのはBさんだけです。だったら左足で踏むのはその倍の12段目!? と思うかも知れませんが、12段目は全員右足で踏むことになるのです。そしてここで状況はスタートと同じになりますから、全員が左足で踏む段は二度と現れません。

 もうちょっと理論的に考えましょう。Aさんは1段ずつ上りますから、必ず左足は奇数段目(1段目、3段目、5段目、…)になります。それに対してBさんは1段とばしですから、左足も右足も偶数段目(2段目、4段目、6段目、…)しか踏めません。この時点でCさんに関係なく、同時に左足で踏む段が永遠に現れないことが分かると思います(ちなみにCさんも左足は奇数段目にしか踏みません)。

 う〜ん、これでもまだ言葉では分かりにくいという人のために図をかきましょうか…。分かりやすく左足を赤字にします。

階段の段数 Aさん Bさん Cさん
1段目 左足    
2段目 右足 左足  
3段目 左足   左足
4段目 右足 右足  
5段目 左足    
6段目 右足 左足 右足
7段目 左足    
8段目 右足 右足  
9段目 左足   左足
10段目 右足 左足  
11段目 左足    
12段目 右足 右足 右足
13段目 左足    
14段目 右足 左足  

 どうですか? これで納得していただけたでしょうか!?

 

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