問題29:三人そろい踏み!?(22年2月出題)

 「三役そろい踏み」といえば相撲用語。千秋楽(最終日15日目)の最後の3番の前に、東西3人ずつの力士が登場して土俵上で扇の形に並び、四股を踏むという儀式です。これを見たさに千秋楽に国技館に足を運ぶお客さんもいるくらいです。

 しかし今回の問題は相撲とは関係ありません。そして四股とも関係ありません。今回の問題は階段にまつわる話です。

 階段の一番下に3人の人間が並んでいます。仮にAさん、Bさん、Cさんとしておきましょうか。今から3人で階段を上っていくのですが、3人にはそれぞれ上り方に特徴があります。Aさんは普通に1段ずつ上るのですが、Bさんは1段とばしで上っていきます。さらにCさんは足が長いので2段とばしで上ります。もちろんケンケンなどは使わずに、片足ずつ交互に上るのは当然です。

 今、3人が階段の一番下の同じ場所に立ってスタートし、上で説明した通りの方法で階段を上っていきます。最初に踏み出すのは全員左足から。つまり第一歩目は、Aさんが1段目に左足を、Bさんは2段目に左足を、Cさんは3段目に左足を置くことになります。さてそれでは問題。スタートしてから一番最初に、Aさん、Bさん、Cさんが3人とも左足で踏むことになる段は、いったい何段目になるでしょうか? 最小公倍数? 最大公約数? なんかそんなの習ったっけか(実際には小学6年生の算数で習います)? 

  


  解答・解説


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