解答52:連立・両立・国公立!?(24年1月出題)
答え→十円玉35枚、五十円玉7枚、百円玉3枚
連立方程式を作ってみた人はこんな感じになったのではないでしょうか??
十円玉をx枚、五十円玉をy枚、百円玉をz枚とすると
・x+y+z=45
・10x+50y+100z=1000
しかしこれでは未定数3つに対して式は2つなので解くことはできません。つまりここから先は「自然数である」という手がかりを元に数字をあてはめていくしかありません。ヒントは百円玉の枚数zでしょう。1000円を超えないようにするには、zは0〜9のどれかです。しかし9や8はもちろん7だとしても、残りの枚数をすべて十円玉だとしてもまだ1000円を超えてしまいます。
よって z=0、1、2、3、4、5、6 のどれかになります。そこから考えていけば、x、yの連立方程式として解けるはずです。たとえばz=6としてみると…
・x+y=39
・10x+50y=400
これには整数解はありませんから、z=6は不適となります。このように頑張っていけば、(x、y、z)=(35、7、3)にたどり着けるはずなのです。