問題11:ウソもホント?(21年2月後半出題)

 英語の授業で「肯定文」「否定文」という文法用語を学んだのを覚えていますか? 肯定文とは「〜です」「〜ます」といういわゆるふつうの文で、否定文とは「〜ではない」という(英語で言えばnotなどの否定語を含んだ)文になります。一般的に肯定文が正しければ否定文は間違った文ということになります。例えば…

 肯定文→日本はアジアの国である。 (○)
 否定文→日本はアジアの国ではない。 (×)

 肯定文→私は数学が得意である。 (○)
 否定文→私は数学が得意ではない。 (×)

また、肯定文が間違った文であれば否定文は正しい文になります。

 肯定文→名古屋市は三重県にある。 (×)
 否定文→名古屋市は三重県にはない。 (○)

ま、当然といえば当然ですね。

 何だか最近、どこかの総理大臣が自分の発言を主張するやら覆すやらで、彼の発する文が正しいのか正しくないのか訳が分からなくなってきてしまっていますが、とにかく論理的には「肯定文が正しければ否定文は間違っている」し、「肯定文が間違っていれば否定文は正しい」はずです。ただし世の中に「絶対」はありません…

 では問題。「肯定文も正しければ否定文も正しい」ような文を作ってみて下さい。さぁいろいろ考えて!!


  解答・解説


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