問題14:スポーツの効率!?(21年4月前半出題)
先日WBCが終わり、日本が二連覇を成し遂げました。今週からはいよいよプロ野球のシーズンも始まります。春になると、様々なスポーツが行われるようになりますね。
さて、ほとんどのスポーツは「得点」か「タイム」かで争われます。中でも「得点」で争われるスポーツは、どうやったら得点できるのかという煩雑な「ルール」が必ず存在することになり、そのルールについて考察してみるのもなかなか面白いものです。
有名なもので言えばボーリング。ボーリングはフレーム1からフレーム10までで競いますが、各フレームとも2投を行い、その倒れた合計ピンが得点になります。ただし1投ですべてのピンを倒してしまった場合は「ストライク」となり、2投目は投げません。そしてフレーム10に関しては、ストライクを取れた場合は3回まで投げることができます(詳しくはWikipediaで調べてみて下さい)。
では問題(1)。ボーリングでもっとも少ない投球数で1ゲームを終えるとしたら、最低何投で終えることが可能でしょうか。点数には関係なく「可能性」として、の話で考えて下さい。
そして問題(2)。野球に関する問題です。あるチームが9回まで無得点で抑えられました(完封負け)。この完封されたチームが9回までに放った安打(ヒット)数として、考えられる最大数は何本でしょうか。これもあくまで「可能性」として、記録上の話として考えて下さい。つまり、もっとも効率の悪いヒットの打ち方を考えてくれればいいのです…。