問題19:○る、△る、□る、※る!?(21年6月後半出題)

 現在小学6年生の日本語の授業で「動詞の活用」を教えていますが(実際はこれは中学校で学習することですが)、日本語の動詞の活用には5種類があります。五段活用・上一段活用・下一段活用・カ行変格活用・サ行変格活用の5種類ですが、どの種類の動詞も終止形は「ウ段」で終わります。「負ける」「住む」「着る」「始める」「来る」「する」…。すべて音をのばしていくと「ウ」という音に行き着きます。

 ま、そんな堅い文法的な話はさておき、今回は二字で構成される動詞に焦点を当ててみたいと思います。その中でも今回は「○る」という形になる動詞の話です。

 問題は簡単。「○る」という動詞の○の部分にひらがな一文字を入れて動詞を完成させていくのです。例えば「ある(=有る)」「いる(=居る)」「うる(=売る)」「える(=得る)」「おる(=折る)」のように、ア行の5文字はすべて○の部分に当てはまります。ちなみにカ行の5文字もすべて○に当てはめて二字動詞になります(刈る・切る・来る・蹴る・凝る)。

 では問題です。「○る」の○に当てはめることのできるひらがなは、実はかなりあります。というよりほとんどの文字は当てはまります。しかし、ある「行」だけは5文字のうち一文字も当てはめることができません。さて、その行は何行でしょうか。ただし濁音「ガ行」「ザ行」「ダ行」「バ行」・半濁音「パ行」は含めません。


  解答・解説


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