問題56:ツバメはどれだけ飛ぶ!?(24年5月出題)

 先月に続いて算数の出題をしようと思います。まずは次の公式を思い出してください。

 距離=速さ×時間

 小学生の時に学んだこの公式、今回はこれを駆使して頑張ってほしいと思います。

 今、東京〜大阪間の600qを新幹線が走ります。一方の新幹線「こだま」は東京を出て大阪へ向かい、一方の新幹線「ひかり」は逆に大阪を出て東京へ向かいます。速度は、「こだま」が時速120q、「ひかり」が時速180qとしますね。途中駅には停まらないものとします。

 両方の新幹線が各駅を同じ時刻に出発し、それと同時に東京駅からあるツバメも「こだま」と一緒に大阪に向けて飛び始めます。ツバメは時速200q。ちょっと速すぎますが、ま、ツバメンピック(!?)に出るようなツバメだと思ってください。ツバメは線路上を飛び続け、向かってくる「ひかり」に出会ったら方向を変えて今度は東京に向かいます。そしてまた向かってくる「こだま」に出会ったら逆向きに大阪方向へ。また「ひかり」に出会ったら…を繰り返し、新幹線どうしが出会うまで方向転換を繰り返しながら飛びます。新幹線どうしが近付いてくる最後の方はかなり頻繁に方向転換を繰り返さなくてはなりませんね…。

 さて問題です。このツバメは新幹線どうしが出会うまでにあちらへこちらへと方向を変えながらもいったい合計何qを飛ぶことになるのでしょうか? めちゃくちゃ複雑ではありませんが、一応上で紹介した「速さ」の公式は使います。でも小学6年生以上だったら解けるはずです!?


  解答・解説


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