第74回 大門(愛知県岡崎市)→御油(愛知県豊川市)
平成15年5月5日 快晴 23.7q 5時間30分
初夏の日差しに包まれて…
時はゴールデンウィークのこどもの日、とは言ってもこの頃は勤めていた私立高校を退職し、1年間の非常勤講師をしていたので、あまり休日というものは気にしていませんでした。でも思えば僕のウォーキングは、どの旅も豊川に帰ってくる頃にはだいたい春から初夏になっていますね。最初の「美濃・近江の旅」の帰着も5月、次の「奥三河・甲斐・木曽路の旅」も帰着は4月でした。そして今回の「伊勢神宮・東本願寺参拝の旅」の帰着も5月になりそうです。
さらに言えば、「美濃・近江の旅」も「奥三河・甲斐・木曽路の旅」も、そして今回も、豊川への帰着はすべて岡崎方面から国道1号線を歩いてのアクセスとなりました。よって今回のウォーキングも第16回・第48回の旅とほとんど同じなので、コースの概観説明は省きます。
ただ1つだけ特記しておくことと言えば、本宿の辺りでスピード違反の交通取り締まりを実施していたということです(この地点が取り締まりの有名スポットであることは第16回の旅日記にも書きました)。車で走っているとあまりよくは観察できないのですが、違反車を引き込む数百m手前の道端の茂みに赤外線センサーが設置されていて(ここにも1人、警察官が隠れて座っているのです)、そこを一定のスピード以上で走るとその先に設置してある警報機が鳴り、別の警察官たちに寄って違反車が捕獲されるわけです。今日の僕は徒歩なので、その仕組み(というか手順)をじっくり観察させてもらいました。
ところでこの頃、岐阜県山間部に「パナウェーブ」という、電磁波がどうのこうのと言って道を占拠し、世の中を騒がせている集団が出現して話題になっていました。言い方は悪いですが、警察のスピード違反取り締まりって「電磁波を使って一般人を捕まえる」という意味では、何か似ているなぁ、と思ったものでした(交通課の警察官の方々、もし読んでおられたらすみません)。もちろん「違反」する運転者が一番悪いんですけれども。
これで「伊勢神宮・東本願寺参拝の旅」も終了。担任生徒の卒業までには戻ってこられませんでしたが、入試までには参拝を完了できたという意味では、この旅は成功した旅だったと思います。
次回からは一転して西へ向かい、「静岡県中西部を巡る旅」として静岡県を堪能します。お楽しみに。