第93回 大府(愛知県大府市)→烏森(愛知県名古屋市中村区)

平成16年6月19日 曇りのち晴れ 24.4q 5時間30分

懐かしの松葉公園…

 6月の前半(というか今回のウォーキングの一週間前)、一度大府駅まで歩きにやって来ました。早朝、電車に揺られ、天気予報はあまり良くはありませんでしたが、上下ジャージー姿で歩く気マンマンでやって来たのでした。しかし…大府駅に降り立つと本格的な土砂降り! 傘を差してとりあえず歩き始めたものの、ものすごい雨にたじろいでしまうほどでした。大府駅までの往復運賃はちょっともったいなかったですが、ほんの100mほどだけ歩いた地点でその日の雨天中止を決定しました…。

 そしてその一週間後、今回は「快晴」とはいかないものの雨の心配はまったくない中、前回と同じ時間(朝7時40分)に大府駅を歩き始めました。JR東海道本線は、大府、共和、大高と駅が続いていきます。道はずっと一本道で、大高駅に到着するまではまったく迷う気配もありません。道ばたにあったコンビニで朝の「大」を済ませ(前にも書いたことがありますが、ウォーキングではできる時にしておかないと悲惨なことになるのです)、JRの線路と仲良く併走(併歩ですかね)して進みました。

 大高の次の駅は笠寺、熱田、金山と続きます。しかし僕の旅はこのまま名古屋港方面から三重県に行くわけではなく、あくまでも祖父江に向かうことを目的としているので、大高から右(北)へ進路を転換し、東海通(これは通りの名称で「とうかいどおり」と読み、東海道ではありません)へ向かいました。

 第15回の旅日記にも紹介した通り、地下鉄名城線(現在は名港線)東海通駅から土古(どんこ)競馬場、入場を経て当知へ向かうルートは、かつて僕が大学生であった頃のアルバイト先への通勤路でした。またまた久しぶりにこの道を歩いてみたくなったということもあったのですが、相変わらずこの道の様子はまったく変わっていませんでした。僕が利用していたバス路線も同じくそこにあり、バス停の名称もそっくりそのまま据え置かれていました。

 今回は競馬場から道をはずれ、再び北上しながら中川区、中村区へ入っていきます。非常に交通量の多い、昭和橋通3丁目というバス停の付近が、スタートからの2050qポストとなりました。また今度は3000qに向けて旅が始まったなぁ、という気がしてきました。3000qポストに到着するのはいつ頃になるんでしょうかね!?

 ほどなくウォーキングは中川区の松葉公園に到着。この旅日記をず〜〜っと忍耐強く読んで下さっている方、ご記憶にありますか?? 懐かしい第1回の旅日記(まだ僕が大学4年生になったばかりの4月)で、小休止して少年ソフトボール大会を30分ほど見学していった懐かしの公園です。あれから6年以上経って、本当に久しぶりにこの公園に戻ってきました!!

 この日はソフトボールは行われていませんでしたが、少しだけ感傷に浸りつつ、あの日と同じようにちょっと休んで缶ジュースを口にしてから、さらに北上を続けました。今回の終着地である近鉄名古屋線の烏森(かすもり)駅は、左手前方の住宅地の中に見えてきます。何だか車で来るととても通行しにくそうな、入り組んだロータリーを持つ駅ですが、駅施設自体はさすがに私鉄だけあってとてもきれいでした。近くには名古屋高速も目に入り、愛知県の中心部にやって来たなぁ、という感じがします。

 次回は、当時の住居、祖父江町の森上に到着します。



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